世界を食べる 2025 万博飯 17日目

夏休みに入って、事前予約は全然だめかと思っていたら、
さくっと日本館がとれたので、行ってきました!

ホスト国の気合を感じさせる、いい感じの展示でした。
パビリオンのテーマは「いのちと、いのちの、あいだに」
生命の循環や相互の繋がりを象徴しているそうです。

日本古来のものづくりとして、
・壊れるように作る(過剰に強いものを作らない)
・直して使う(リペアして長く使う、修理したものは美しいとまでいえる価値観)
・再生する(最終的に修繕できなくなったものは素材として再利用して命を終える)
まさに、循環の完成形がそこにあるようです。

日本の伝統文化は「不完全でも良い。直しながら育てる」ことを大切にしている。
この感覚を新しいテクノロジーが補助することで、
モノも都市も人も、循環しながら進化していく、
そんな未来が感じ取れる展示でした。

ただ、唯一残念だったのは、入館した人をどんどん追い出していくかのように、
スタッフからの声がけは「立ち止まるな」の一点張り。
内容が素晴らしいので、じっくり見たい気持ちと、
他のパビリオンのスタッフが来館者に対して、
素晴らしいホスピタリティを全面に打ち出しているというのもあって、
我らが日本館が最悪の「おもてなし」で、ちょっと悲しかった。
あと僅かしか期間がないけど、改善されるといいなぁ。。

日本館の残念な気持ちを引きずらないよう、
ここはご飯で気分転換と行きたいところです。

これまで何度となくチャレンジして、ずっと入れなかった
オーストリアのレストランに、なんと!あっけなく入ることができました〜。
待ち時間20分もないくらいだったかな。これも運命ってやつですか。

まずは、ビールで乾杯!
上品な細いグラスだけど、いいんです。
なぜなら、ワインも注文しちゃったからです。笑

まぁまぁ手の出る金額の赤ということで、
レゼルバと記載があったこのワインをチョイス。
いっしょに選んでくれたオーストリア人スタッフのお姉さんも、
グッド!といってくれました。
日頃オーストリアのワインを飲むことはないので、どんな感じかと思っていたら、
これがまた大当たり。少し軽めで、と〜っても飲みやすい、美味しいワインでした。

前菜として、季節の野菜のパイ包みをオーダー。
中にはキャベツと緑の野菜がたっぷりはいっています。
このソース、パプリカにトマトの酸味が効いてるんだけど、
それだけじゃないんだよな〜。
キノコだろうか?ちょっとナッティな味もあって、とても美味しい!

そしてメインは、グラーシュとウインナシュニッツェルをチョイス。
このグラーシュ、日本みたいな甘いデミじゃなく、さらっとした美味しいソースで
お肉もたっぷりはいっていました。
セットのパンも、外カリカリ系で、おいしかった〜。

オーストリアといえばシュニッツェルでしょ。
期待通り、シンプルにうまい! ケチャップはいらんけどね。
付け合せのポテトはビネガーが効いて、大好きな味。

そして、
日頃、甘いものは食べない僕らでも、これは外せない。
ザッハトルテです。このために赤ワインを大事に残しておきました。
うんうん。これもシンプルに美味しかったです。

念願のオーストリアレストラン、本当においしかった。
ごちそうさまでした!!

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