世界を食べる 2025 万博飯 2日目

初日がと〜〜〜っても寒かったので、
予約をずらして、天気の良い本日、2日目いってきました。

いやー、人間って不思議なもので、
あれほどキモチワルって思ってた「みゃくみゃく」。
ちょっとかわいく見えてきました!(うそですw)
でも、お前はいいやつだから仲良くしよな。って気分はちょっとしてきてるかも。

もう慣れたもんで、ちゃっちゃと入場して、早速ランチに向かいます。

本日の1食目は、サウジアラビア王国!
パビリオンの強制的観覧を軽くこなしてレストランに入店。
テラス席がいい感じのしつらえで、
ホール係のお兄さんのコスチュームで更に気分はサウジー。
この頭にかぶる布は、グトラっていうんだって。
それをアガールという輪っかで装着。
こんなに簡単にアイデンティティを出せる服、他にあるだろうかw

さて、席に着くなり、まずビール♪
と、うきうきしていた心が見事に打ち砕かれました。
そうです! 彼の国では、アルコールなどという不埒なものはご法度なのでした。
ま、郷にいればということで、しぶしぶ、ガス入りのお水を注文。

ええっ?! 日本の炭酸水なんか〜〜〜い。(笑)

メニューを開くと、15000円のコースが登場!うぐっ。
しばし固まりましたが、メニュー後半にアラカルトを発見。
お兄さんのリコメンドを聞きながら、注文してみました。

まず提供されたのが、アラフマル・ブレッドというパンと、
カバブ・ミロという小皿料理。ごまペーストのソースに入ったミートボールですね。
このパンが秀逸で、ガサっとした生地にデーツとフェンネルなどのスパイスシードが入り、
ほんのちょっぴり甘みを感じます。ヤギのチーズをつけるとうまいうまい。

次は、お魚のお料理。
タラのような淡白な白身魚と玉ねぎと豆苗に、
タマリンドとコリアンダーの酸味が効いたソースがかかっています。

メインは、チキンのローストとなんか、というお料理。
なんかは、おかゆのようなお米リゾットでした。
ヤギなのかな?ギーの香りがあってクリーミーで、
なんとも不思議おいしい料理でした。
チキンはカリカリに焼かれていて、トマトとコリアンダーのさっぱりしたソースで
間違いない美味しさ。

デザート行きたかったのに、ほんのり甘いパンを食べて、大満足のランチでした。
ごちそうさまでした。

世界を食べる 2025 万博飯 2食目

時は過ぎ、少なめランチからの歩きまわって、お腹ペコペコで訪れたのが、
今回の万博で一番行きたかったポルトガル館のレストラン。
昔々、スペインに3週間ほど遊びにいって、ポルトガルに行きたかったのに
時間切れで行けなかったその日から、ずっとポルトガルのお料理とワインに憧れていました。

シルバーのロープがぶらさがったおしゃれな店内。
最初、「行列ができてるところ」と教えていただいて並んだ列はテイクアウトオンリーで、
横の扉からずけずけ入って、なんとか着席。

あらら、こちらも、なかなかに高尚なイメージのお店です。
歩き回っていたので、まずはビールで乾杯!
さすがポルトガル。セットされていたカトラリーはクチポールのもの。

前菜のサラダ、メインぽいお料理、締めのごはん料理をオーダーしたところ、
なんと! 最初にココットのごはんが届きました。
でもでもでも、蓋をとらず、じっと我慢の子であります。

すると、次に届いたのが、メインのつもりのバカリャウのお料理。
お料理の順番が違うなどかわいいもので、
オープンしたてで、レストラン中、大パニックであります。(笑)

前菜がまだです〜と何度となくお伝えしたものの、
もう我慢できず、メインを食べてしまいます。
バカリャウはいわゆる干しタラですが、日本の棒鱈とも違い、塩蔵したものを
めっちゃ時間をかけて戻して料理する、という
ポルトガルの国民食にて、たいへん面倒で貴重なお料理。
そのタラと玉ねぎソテーとなんかの青菜とじゃがいもの煮たものに、
とうもろこし粉をかけてオーブンで焼き上げたお料理。はい、美味しいです。

そして合わせるのは、ヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン)と呼ばれるポルトガルのワイン。
せっかくなので、ちょっぴりいいやつをお願いしました。(笑)

そして、満を持していただきますのは、タコめし〜!
最初に来て、蓋をとらずに蒸し続けていたからか、
ふっくらシミシミのおいしいタコリゾットに育っていました。
小さめのココットだけど、食べ応え抜群。ワインが進む進む。

この万博、一番の目的だったポルトガルのレストランで、
大満足のディナーでした。

ごちそうさまでした。

世界を食べる 2025 万博飯 3食目
今日のパビリオン

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