ウッドデッキづくりは少し前に完成しているのですが、
一応日記ということなので、リアルタイムに行っている作業を先に。
譲り受けたおうちですが、実は本当に立派な植栽がありまして、
庭の手入れだけで膨大な量なのです。
「とてもやりきれないから、シルバー人材センターを使ったらよいですよ」
と、助言いただいていたのですが、
何でもやってみたい性格なもので、庭木の剪定に挑戦しました。
サツキ、ツツジが大量にあるのはさておき、
大きな木を数えてみると、
松3本
柿2本
梅2本
キンモクセイ1本
ギンモクセイ1本(畑)
チョウセンマキ1本
イヌマキ3本
サザンカ1本
山椿?3本
ユズリハ1本
あと、名前がわからない大屋根に達するほどの巨木1本
ひょえ~、気が遠くなります。
よくわからないままでも季節は押し寄せてきますので、
サツキ、ツツジは春に花が終わった直後に丸く刈っておきました。
花直後に切っておかないと翌年の花芽を切ってしまうことになり、
花が咲かないそうです。
今年の2月から今までで、わからないままに行ってきたその他庭仕事は、
摘果後の梅の徒長枝を切って、
松のみどり摘み
生垣の珊瑚樹と杉をバリカンで整え、
通路に進出しだしていたモミジを切り戻し、
通路を制覇していたナンテンを切り戻し、
チョウセンマキを切り戻し、
あじさいを切り戻し・・・
ふぅ。結構やっていますね。
そして、ついに庭木の王様、松に手を出そうというわけです!
うちには3本の立派な松があります。
じーちゃんが育てた大事な松を台無しにしそうという心配はありましたが、
なにごとも挑戦です!
松の手入れは大きく分けて、春のみどり摘み(芽摘み)と、
秋の葉もみ、剪定だそうです。
春のみどり摘みというのは、春になると枝のさきっちょから、
細長い棒のような芽が上に向かって大量に生えてきます。
これをほおっておくとダメといわれたので、
春に、意味もわからずバシバシ切っておきました。
今回いろいろ調べたところ、そのみどり摘みで伸ばしていきたい枝の方向などを、
決めて、その方向の芽を少し長めに残して摘み、
いらない方向の芽は全て根元から切るそうです。
そうすると残した芽が今頃は葉が開いて新しい枝になっているのですね。
ふむふむ。そうして自分の意図する形を作っていくわけですね。
やってみたことが1年後に結果となるというなが~いスパンの、
なかなかに奥深いクリエイティブです!
秋の葉もみ、剪定の目的は、
葉がぎっしり開くと、自分の葉の陰になって、
日当たり、風通しが悪くなり弱ってしまう枝を助けるために、
いらない葉をむしり取り(葉もみ)、
意図しない方向に育った枝を切り詰めたりの、
剪定をするわけです。
うちの松はといいますと、
しばらく手入れができていなかったようで、
ものすごい量の枝と葉がびっしり密集して、
光を求めた枝があり得ない方向に伸びていたり、
すんごいことになっているようでした。
で、密集している枝葉を、
木のてっぺんから順に、一つひとつはさみで枝を切り取り、
葉をむしるという作業を無心になってやりました。
丸1日で1本半。
これはなかなかに手間がかかる仕事です。
何とか完成した写真がこれです。
素人の初挑戦にしては、それなりにうまくできたように思います。
来年からは、よりクリエイティブに、やってみようと思います。
実は先日、お迎えの庭木を剪定に近所の植木職人さんが来ていたとき、
切れないチェーンソーで必死で立ち枯れたチョウセンマキを切っていたのですが、
その音を聞いていた職人さんがやってきて、
「そのチェーンソー、とがないかん。かしてみ」
といって、やすりでチェーンの目立てをしてくれたのです。(なんてやさしい!)
うそのように切れるようになりました。
で、そのときに松の剪定の感じを教えてもらいました。
みようみまねで何とかなったのも、師匠のおかげです。ありがとう。
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番外編:今日のごはん
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とっても気候がよいので、朝ご飯をデッキでいただいています。
挽きたてのコーヒー豆でたてたコーヒーと、パン。庭でとれた柿。
バリのウブドゥで食べた朝食を思い出しました。
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