「宮さんかわいそう。。」
エンドロールが終わって、あかりがゆっくりあがってきたとき、
僕の口から最初に出た言葉です。
先日みた、宮崎駿監督の「風立ちぬ」に続いて、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」をみて、
宮崎駿監督の作品が大好きな僕としては、ちょっとくやしいと感じるほど、
素晴らしい作品だと思いました。
作画に賛否両論あるようですが、
水彩画で描かれたような柔らかいタッチが美しく、
絵を見ているだけでも、不思議と幸せな気持ちが満ちてくるのです。
素朴な田舎暮らしを幸せのシンボルとし、
都に渦巻く人間の悪い部分を苦しみのシンボルとする切り口は、
まさに現代のテーマそのものですが、
もし日本最古の物語にそんなテーマが盛り込まれていたとしたら、
人は生を受けたそのときから、
進化を望む心と、
自然のままに生きたいと望む心が、
葛藤していたのかな?
なんて、想像してみるだけでもおもしろかったです。
また、農村の暮らし、平安時代の日本の民族衣装の美しさや、
桜を愛でる感覚など、
世界がみる日本独特の価値観への魅力を、
余すことなく表現できているようにおもいました。
親子の愛情や、かぐやの葛藤が心をかきむしり、
涙腺のお掃除もばっちりできましたよ(笑)
おすすめで~す。。
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