古い家の建具はだいたいぴったりは閉まらないものですが、
我が家の建具もかなりなもので、
ほとんどが、柱との間に三角の隙間が空いています。
建具に斜めの下駄をはかせて調整した跡もあるのですが、
そういった調整ではどうにもならないところまで来ているようです。
そもそも建具が斜めになるのは、床を支えている束(ツカ)が、
長い年月を掛けて下がってくるからで、
だいたいは柱の下の基礎はしっかりしているので、
柱と柱の間辺りが下がって、柱と建具の隙間は上の方にできる傾向があります。
このように、柱の辺りから右に行くほど敷居が下がっているので、
右端は完全に鴨居(上のレール)から抜けてしまっています。
右の建具は手前に倒れてくる状態です(汗)
早速床下に潜って確認してみます。
束が下がる原因は、写真のように束石が地面にめり込んでいくのと、
大引き(横に渡っている大きな木)や束そのものがシロアリや腐敗によってもろくなり、
重さに負けて縮んでくるケースが多いようです。
うちの場合は、束自体はしっかりしていますが、
束石のめり込みと大引きももろくなって、重みに多少つぶれているようです。
大引きを取り替えるのは床全部やり変えないといけないので今回はパス。
少しジャッキアップして新しい束を設置する方法で対応です。
現代建材を使うのはあまり好みではありませんが、
今の状況に最適な、鋼製束を使うことにしました。
写真の物は、別のところで使いかけていた物なので多少ベースのプレートが曲がっていますが、
半割のブロックを束石にして再利用することにします。ベースはモルタルで固めるので問題なしです。
赤いジャッキで大引きに木をかませて持ち上げ、
建具が平行になったところで、鋼製束をたて、ジャッキを撤去するという手順です。
ジャッキを抜いたとき多少下がるので、
ちょっとあげすぎ位が、結果的に平行になるのでよいようです。
できました!
大引きにめり込むのを避けるために堅木を挟んでいます。
コーススレッドビスで大引きまで打ち込んであるので、ずれることはありません。
ブロックに乗った部分はモルタルで固めておきます。
今回採用した鋼製束が最適なのは、スパナで回すことによって、
長さを伸ばしていくことができるからです。
またブロックが地面にめり込んだり、大引きがめり込んだりして下がったとしても、
当面微調整がききます。
写真の撮り方が悪くて、元の状態と違いがわかりにくいですが、
平行が出て、柱との間もぴったり閉まるようになりました~。
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番外編:今日のごはん
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スーパーに、生でいただける新鮮な牡蠣が出ていました。
皮までいける無農薬のレモンをスライスして乗せて、
至福の一品です。シャブリがいいかな。
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